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2021年4月7日

日本人の気質からなのか、日本語にはどっちともつかない曖昧な表現が多い気がする。

それが日本語の良さでもあるし、だからこそ『MOTTAINAI』なんていう世界共通語も生まれた。

そんな中でも今僕が一番頭を悩ませている言葉が『味』だ。

もちろん食べ物の味ではなく、物の雰囲気や見た目の“味”の事であるのだがこれがどうにも理解できない。

僕がまだ、物の価値を正確に理解するほど目が肥えていないクソガキであるということは百も承知で言わせていただくと、どうも日本人は“味”という言葉に甘えてしまっているのではないかと感じることがある。

二年以上前、僕からしたらそこそこの値段の革靴を買った。

『靴と時計だけは良いものを身につけなさい』

という根拠のない格言めいたものを盲信しているので、いつかはそういったものを身につける大人になりたいという憧れがあり、ほんの少し収入に余裕があった時にその願いを半ば強引に叶えたのだが、問題はそこからだ。

高価な靴なんて今まで履いたことなかったので基本的に『靴の手入れ』なんてものをしたことがなかった。

スプレーやらブラシやらオイルやらを買い揃え、少し汚れるたびに念入りに手入れをするようにした。

そうやって手入れをしていくと、購入した時とはまるで別の色味になっていく。

スエードの毛並みは明らかにくすみ、部分的な色落ちも目立つようになった。

もちろん左右の色合いも不揃いで、光の当たり方によっては酷く汚れているようにも見える。

どうしても気になったので知り合いの靴に詳しい人に相談すると

“経年劣化”

などという意味のわからない言葉で丸め込まれ、しまいには『それは“味”だよ』と言われる。

最初は『これが味か…』

なんて靴を眺めながら、僕もついに味のある革靴を履くような大人になることができたんだ、と感慨に浸っていたのだが、どうしても気になったのでYAHOO!知恵袋で調べてみると

『それは味じゃなくて汚れです』

『味とカビは違いますよw』

などという容赦のない解答が並んでいた。

結局どっちだよ。

もしかしたら味かもしれないし、味じゃないかもしれない革靴を履き始めて今年で三年目になる。

どっちかわからないがとりあえず毎年履き続けているのは、そういうの関係なくなんとなく『好きな靴』だからなのかもしれない。という味のあるコメントで今回は終わろうと思う。

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