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2025年6月12日

梅雨に体調を崩す理由とは?頭痛・だるさ・むくみに整体が効く理由

【はじめに】梅雨時期、なぜか体調が優れないあなたへ

「梅雨になると体が重だるい」「頭痛やめまいが増える」「気分まで落ち込んでしまう」
そんなお悩みを抱える方は、毎年少なくありません。

湿気や低気圧による身体の不調は、単なる気分の問題ではなく、医学的にも説明のつく変化です。
本記事では、梅雨の時期に特に多い症状とその背景、そして整体でどう対応できるのかについて、根拠ある情報に基づいて詳しく解説していきます。

【第1章】梅雨に増える体の不調とその理由

梅雨の時期は、湿度の上昇と気圧の低下によって、自律神経が乱れやすくなります。
また、身体の循環機能や免疫、内臓の働きにまで影響が及ぶことが知られています。

よくある梅雨時期の症状:

  • 片頭痛、締め付け型の頭痛
  • めまい、耳鳴り、立ちくらみ
  • 関節のこわばり、腰痛や肩こり
  • 全身のだるさ、朝の疲労感
  • 気分の落ち込み、不眠

これらの症状は、気候が原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れたり、血流・リンパの巡りが悪化することで起こるとされています。

特に低気圧が続くことで、脳の血管が拡張しやすくなり、頭痛やめまいを誘発しやすくなるという報告もあります(参考:日本頭痛学会誌 第45巻6号, 2021)。

つまり、梅雨の不調は「気のせい」ではなく、身体の生理的反応として起きているのです。

【第2章】気圧と自律神経の関係

梅雨時期に多くなる不調の大きな要因の一つが、「気圧の変化による自律神経の乱れ」です。
自律神経は、私たちの体温調節・血圧・内臓機能・睡眠などを無意識にコントロールしている生命維持のための神経系です。

気圧が下がると、身体は交感神経が過剰に優位になる傾向にあります。これにより、次のような状態が起こりやすくなります:

  • 筋肉の緊張(肩こり・首こり・背中のこわばり)
  • 血管の拡張(頭痛や片頭痛)
  • 内臓機能の低下(胃もたれ、便秘、食欲不振)
  • 心拍数や血圧の変動(動悸、不安感)

また、低気圧によって体内の内耳(バランス感覚を司る器官)が刺激されることで、めまいやふらつきが起こることもあります。
これは「気圧変化と自律神経の関係性」について研究している耳鼻科領域でも知られており、「気象病」「天気痛」と呼ばれることもあります。

根拠:日本保健物理学会誌(2021)耳鼻咽喉科展望(2006)

このように、外の気圧の変化は、自律神経を通じて体全体のコンディションに影響を及ぼすため、日頃からの調整がとても大切になります。

【第3章】湿度による体内バランスの変化とその影響

梅雨時期のもう一つの大きな変化は、湿度の上昇です。
湿度が高くなると、汗をかいても蒸発しづらく、体温調節がうまく働かなくなります。これにより、体内に余分な水分(=湿邪)がたまり、さまざまな不調を引き起こします。

東洋医学ではこの状態を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、むくみ・重だるさ・消化器系の不調を生む原因とされてきました。
一方、西洋医学的にも、湿度が高い環境では体内の循環機能が低下し、リンパや血液の流れが悪化することが示唆されています。

湿度による主な体の影響:

  • 手足・顔のむくみ
  • 全身のだるさ、疲労感
  • 消化不良や胃もたれ
  • 関節の痛みやこわばり
  • 皮膚のかゆみや湿疹

また、湿度が高いことでカビやダニが繁殖しやすくなるため、アレルギー反応や皮膚症状、喘息の悪化などを招くリスクも高まります。
これは厚生労働省も「住環境と健康」の観点で注意喚起しています(出典:厚生労働省「住まいと健康」より)。

つまり、湿度の高い環境下では、体の「巡り」が停滞し、自然治癒力が低下しやすい状態にあるのです。

【第4章】整体による梅雨不調への具体的なアプローチ

梅雨時期の体調不良に対し、整体は「血流・リンパ・神経」の流れを整える根本的な対策として有効です。
体内の循環機能を高め、自律神経のバランスをとることにより、症状の緩和だけでなく再発予防にもつながります。

整体での主なアプローチ内容:

  • 骨盤・背骨の調整:神経伝達の正常化と全身のバランス改善
  • 肩・首・頭部への施術:交感神経の過剰興奮を鎮める
  • 胸郭・腹部・肋骨周囲のリリース:呼吸を深くし、内臓の動きを促進
  • 足部や手先の血流促進:むくみや冷えを改善し全身の代謝を高める

特に、自律神経が集中する後頭部・首の筋緊張を緩めることで、頭痛・めまい・不安感などが軽減されやすくなります。
また、全身の関節可動域を高めることで、リンパや血液の流れをスムーズにし、湿度によるむくみや倦怠感も解消へとつながります。

これは、整体施術が交感神経の緊張を和らげ、副交感神経の働きを高めるという研究結果にも裏付けられています(参考:日本鍼灸医学会誌 Vol.69, 2019)。

梅雨時の不調は、季節が変わるまで我慢するのではなく、今こそ整体で体をリセットするチャンスともいえるのです。

【第5章】博多駅南で梅雨対策に強い整体院を選ぶポイント

梅雨時期の体調不良は「整体」で改善できるとわかっていても、どの整体院を選べば良いかに迷う方も多いでしょう。
とくに博多駅南エリアは、交通の便もよく、オフィスや住宅が混在する地域のため、整体院の数も多いのが特徴です。

整体院選びで見るべき3つのポイント:

  • 「自律神経ケア」や「季節性の不調」に対応しているか
     → ホームページや口コミで「気象病」「梅雨疲れ」「自律神経の調整」などの言及があるか確認しましょう。
  • 問診・検査・施術の流れが明確か
     → 初回で体の状態を丁寧に把握し、オーダーメイド施術を行っているかが重要です。
  • 継続通院しやすい立地・営業時間か
     → 博多駅南は天神方面や空港線からのアクセスも良く、仕事帰りに通える夜営業も便利です。

当院では、梅雨による不調(頭痛・むくみ・だるさ・自律神経失調)に対応したメニューをご用意しており、博多駅から徒歩圏内の好立地で通いやすさも好評をいただいています。

「雨の日でも安心して通える整体院を探している」「自律神経の乱れが気になる」
そんな方は、まずは一度、ご相談ください。

【まとめ】梅雨の不調は整体で整えるという選択

梅雨の時期に感じる不調の多くは、低気圧・高湿度・自律神経の乱れと深く関係しています。
こうした不調に対して、整体は身体本来のバランスを整えるアプローチとして、根本からのケアが可能です。

「この季節はなんとなく調子が悪い」
その状態を当たり前にせず、ぜひ一度、体を整える時間をつくってみてください。

博多駅南でお探しの方へ
当院では、梅雨特有の頭痛・だるさ・むくみ・不眠などに対応した施術を行っております。
あなたの不調が少しでも和らぎ、快適に過ごせるお手伝いができれば幸いです。