お知らせ
2025年6月19日
「博多で増える夏バテ…自律神経を整体で整える理由」
梅雨が明けると気温・湿度ともに上昇し、体がだるい・食欲がない・疲れが抜けないといった症状を訴える方が急増します。
いわゆる「夏バテ」は単なる体力低下ではなく、自律神経の乱れが大きく関与していることが近年の研究で明らかになっています(Nakamura et al., Auton Neurosci. 2016)。
この記事では、夏バテと自律神経の関係性を解剖生理学的に解説し、整体的アプローチの有効性についてもご紹介します。
エアコン依存と水分不足がもたらす体温調節の崩壊
猛暑により、屋内外の温度差が大きくなり、体は温度変化に対応しようと常に自律神経をフル稼働させます。
この状態が続くと交感神経が優位になり、疲労が蓄積。さらに水分不足や食欲低下も重なり、体温調節・消化機能・睡眠リズムの乱れが生じるのが夏バテの正体です。
代表的な夏バテ症状
- 全身倦怠感・だるさ
- 頭痛・めまい
- 胃腸の不調(食欲不振・下痢・便秘)
- 寝つきの悪さ・睡眠の質の低下
交感神経と副交感神経のバランスがカギ
自律神経には、活動時に働く「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」があります。
この2つのバランスが崩れると、体温・血流・消化・睡眠といった生命活動全般が不安定になります。
夏バテでは交感神経優位が続くことで、自律神経失調症に近い状態に陥るケースもあります。
医学的知見とエビデンス
ある研究では、夏季の交感神経活性の持続が副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌増加と関連し、慢性的疲労や免疫低下の原因となることが報告されています(Yamamoto et al., J Physiol Sci. 2018)。
背骨と骨盤を整えて自律神経の通り道を広げる
背骨の歪みは自律神経のバランスに大きな影響を及ぼします。
整体では胸椎や骨盤のアライメントを整えることで、交感・副交感神経の切り替えをスムーズにし、自律神経の働きを正常化します。
横隔膜と呼吸リズムへのアプローチ
腹式呼吸がうまくできていない方は、副交感神経の働きが抑制されがちです。整体では横隔膜や肋骨周囲の筋肉にアプローチし、深くリズミカルな呼吸へと導きます。
当院の自律神経調整アプローチ
当院では、筋骨格系の調整に加え、自律神経に特化したソフトな施術を提供しています。
頭蓋仙骨療法・内臓マニュピレーションなども取り入れ、ストレス性の夏バテにも対応。
一人ひとりの体質や生活習慣に合わせた施術計画を立てています。
ご予約・ご相談はLINEから
夏の不調は、早めのケアが肝心です。
ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。